VTuberが自己紹介の時に「◯◯所属の●●●です!」と言っているのを聞いたことはありませんか?
またX(twitter)を見ていると「新規設立」や「解散」の文字も目にすることもあるかと思います。
そんなVTuber事務所についてなぜ乱立しているのか?事務所の運営ってどうなの?といった疑問を解説していきます。
VTuber事務所とは
VTuber事務所とは文字通りVTuberに特化した芸能事務所(プロダクション)です。
VTuberをサポートし、イベントやグッズ販売・配信活動をプロデュースするのが主な役割です。
VTuber事務所っていくつあるの?
一般的にはアイドル事務所や声優事務所、アナウンサー事務所など特化型の芸能事務所は数多くあり、その数は1500社以上とされています。
その中でVTuber特化の事務所は約100社前後あるとも言われています。
ただ解散も多いため正確な数は不明です。
ではなぜVTuber事務所の乱立が目立っているのでしょうか?
なぜVTuber事務所を作るのか
- ここ数年で伸びたコンテンツのため目立って見える
- 需要(リスナー)が増えるとともに供給(VTuberになりたい人)が増えている
- メタバースなど将来的に展望もあるため新規参入者が多い
- 推し活の影響もあり収益が出しやすい
運営の厳しさ
いくら需要の多いコンテンツだとしても簡単に事務所運営ができるわけではありません。
会社設立における初期費用・VTuberとして活動するキャストの採用・アバター作成など…何かと費用がかかります。
それを回収して尚且つ継続的に利益を出していかなければいけません。
配信だと深夜の場合も多く、リアルタイムでサポートするとなると昼は事務所運営・夜は配信サポートとかなりの激務になります。
そうなると人手が必要になりますが人経費がかかる。人経費を補うために利益が必要。
所属VTuberにかかる負担が増え事務所との軋轢に繋がる。その結果事務所解散になるということが起きうるわけです。
まとめ
VTuber事務所についてまとめてみましたが、VTuberが好きだからといった簡単な気持ちから運営を始めるのはオススメできないと感じました。
ただ、形を変えながら今後も成長していく分野ではあると思うので挑戦する価値のあるのかもしれません。
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